いますぐ解決!生活音のトラブル

マンションの管理をしていて、
時々発生するトラブルといえば、、、
騒音苦情です。

過去にどんなものがあったかというと・・・

・ひとの話声がうるさくて眠れない
・ステレオの音が響いてくる
・モーター音が響いてくる
・ピアノの演奏音がする

・犬の鳴き声がうるさい
・上の階からものを引き摺る音がする
・上の階でドタバタ走り回る音がする
・怒鳴り声が聞こえてきて怖い

ざっと、記憶を辿ってみるとこんな感じです。

よそでは、、

・夜に洗濯機をまわす音がうるさい
・夜にシャワーを使う音がうるさい
・夜中に頻繁に人が出入りする

なんて話も聞いたことがあります。

騒音問題は厄介です!

ひとつ覚えておいてほしいのは・・・

騒音苦情は、
言う方も後々相当のストレスになるという事。

なので、、、

できれば、無い方がいいし、、

双方がトラブルを避けて、気持ちよく暮らしていける
方法をみにつけておいたほうが良いとおもうのです。

そこで、色々視点を変えながら解決方法を
探ってみたいと思います。

 

■生活音を騒音にしない工夫~

音を出している方の多くが、
じつは、騒音という認識はありません。
生活音の範囲だとおもっています。

(確信犯は論外ですが、、)

まずこの現実を知っておきましょう。

そして、騒音ととるか、生活音ととるか?
受けとり方も人により様々です。

だから、普段常識のあるひとたちであっても
思わぬトラブルに発展してしまうのです。

いずれにしても、共同住宅に住んでいる以上、
音を全くなくすことは、ほぼ不可能です。

そこで、

生活音を騒音に変化させない工夫が必要に
なってくるのです。

 

騒音を苦情にしない工夫 その1

自分の管理しているマンションの場合
騒音苦情がでても、ほぼ感情的になることなく
話し合いで解決しています。

一番のポイントは、、

日頃のコミニケショーンにあります。
そして、クレームを言う場合も気遣いの言葉を添えて
お願いするなど、関係がこじれない様にする心掛けも必要です。

いつ言われる側になるとも限らないし、
こういう時の、お互いの気遣いが意外と効果的です。

人間って不思議なもので、相手が好意的だと少しくらいの音は
生活音として気にならないのに、
知らない相手や感じ良く思ってない相手の場合、
同じ音が騒音に感じてしまうものなんです。

ちょっとうるさいな?
でもあの人なら、気にならないからいいや。

人はげんきんなもので、ほんとにこういう心理状態が
働くことがあるんです(笑)

 

■騒音を苦情にしない工夫 その2

お互いにいい関係にあっても、生活に支障を来す音がでれば、
それは騒音と感じても仕方がありません。

ただ、言いにくい場合は無理をしない。

管理会社など利害のない第三者に中間に
はいってもらい、間接的に伝えるもの方法です。

私は、現場のプロとして割と得意分野なので、
時々管理する立場で中間にはいることがありますが、
結果的にお互いにしこりが
残らない様に解決に導いています。

初期の段階で解決できるものならば、
騒音苦情の相手が誰かわからない様に伝えるテクニックも
あるので、是非ひとりで悩まず現場のプロに
相談してほしいとおもいます。

 

■騒音を苦情にしない工夫 その3

そもそも、生活音を騒音にしないこと。
物理的に予防することが肝心です。

その為には、建物の構造のことも少し頭にいれておく
ことをお勧めします。

生活のなかで騒音を防ぐ為の工夫に役立ちます。

騒音を受けた時も、音の種類によっては、
どういう経緯で音が伝わってくるのかある程度想像が
つく様になるので、その分ストレスも軽減されます。

先方への提案もでき解決がスムーズになります。

まずとっかかりとして、、

自分のマンションは、どの程度の遮音性があるのか?
確認しておきましょう。

マンションなどの住宅性能は数値で表されているので、
ご存知ない方は調べておくとよいと思います。

特に気にして欲しいのは、床の衝撃です。

床の遮音等級はL値で表すのですが、

スプーンを落としたときのような軽量音と
人が歩くときの重量音の2種類あります。

●LH値は、ドスンとかドーンみたいな低い音

●LL値は、ギギとかコーンみたいな高めの音

上階から下階への音の伝わりにくさとしては、
数字が小さいほど遮音性能は高い表現となります。

等級を鑑みて特に子供が遊ぶ床には、
厚手のカーペットをひくとか、、
対策を講じると効果的です。

数値が高い方が性能がいい様に感じますが逆です。
間違えると大変な事になりますよ(笑)

でも、壁の場合はまた違ってきます!

壁の遮音性能は数値が高いほど
性能がよくなり、こちらは、D値で表されます。

混乱しない為に、

「床は小さく、壁は大きいほうがいい」

と覚えておくといいかもしれません。

 

■中古マンションを買う時は要注意

18年前に私が新築で買ったマンションはLL45でした。
気にならない程度の音はそれなりに感じましたね。

そのちょっと前までは、分譲でもL55とか60がふつう
だったみたいです。
ちなみに60だとスリッパで歩く音が聞こえる感じです。

いまは、分譲マンションの場合最低でも
L45くらいが標準基準になっている様です。

L45だとスプーンを床に落とすと聞こえる程度です。

グレードが高いとL40あたりの物件もあり
このくらいになると、上下の生活の気配は感じても
生活音は気にならない感じになります。

私の管理してる物件は、築20年超えなのですが、
やはり、L55で結構床が薄いので、リフォームの際に
業者が相談にくることもあります。

住民の方からもそれなりに、上下の騒音に関する相談が
たまに発生します。

中古の分譲マンションを購入する場合も、
なるべくパンフレット等でこういった数値を事前に
確認しておくことをお勧めします。

但し、L値が高くても、それだけで価値が下がる
わけでもなく、いいマンションもいっぱいあります。

数値を把握しておくことで、状況にあわせて、、
床面に遮音性の高い材質のものを敷いたり、
カーペットを引くとか下階に気を使うことも
棲みやすく方法だとおもいます。

私の管理物件もそうなんですが、
中古マンションをリノベーション狙いで購入する
ケースがあります。

リノベーションマンションはいま人気ですが
L値など特に注意が必要かもしれません。

リノベーションには、管理サイドからみたトラブル
になる裏事情もいろいろあって、、

また別の機会に詳しくはなしたいとおもいます。

 

■まとめ

・生活音を騒音にしない工夫が必要

・騒音苦情の境目は、日頃のコミニケーション次第でクリア

・騒音を苦情にしないで解決する方法として、管理会社など
第三者をうまく活用する

・自分のマンションの構造を理解することで騒音を予防する

・特にバブル期頃、それ以前の中古マンションを購入するときは、
遮音性能を確認しましょう。

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